静岡県浜松市出身。
幼少期から社交的で活発な一方、負けず嫌いでありながら「勝ち負けをつけられたくない」とピアノのコンクールを避け、自分なりのペースで努力を重ねる独自の価値観を持っていた。
浜松学芸高等学校では吹奏楽部の部長を務め、まとまらない組織の壁に直面するも、部員との個別対話や顧問との連携で部をまとめ上げた。
地域と海外の橋渡しを学ぶため、京都女子大学現代社会学部へ進学。大学1・2年は授業とアルバイト中心の生活だったが、「何もやらずに学生生活を終えるのはもったいない」と一念発起し、3年次から学生団体「SFT」に加入。
現在は後輩との関わり方に悩みながらも、外部イベントや事務局チームなど多岐にわたる活動にブレーキをかけず挑戦し続けている。


彼女がいま成し遂げたいことは、「学生団体『SFT』での活動を全力でやり切り、1年半後の引退時に同期から『留加が3年生から入ってくれて本当に良かった、ありがとう』と言ってもらうこと」である。
大学の折り返し地点から新しい環境に飛び込んだというハンデを恐れず、自分の存在が組織にとって確かな価値となるよう、気になった活動にはすべて手を挙げて奔走している。

彼女が大学3年生というタイミングでSFTに加入する道を選んだ背景には、「後悔のない学生生活を送りたい」という強烈な思いがある。
大学1・2年時は授業とアルバイトに追われる日々だったが、次第に時間ができるようになると「このまま何も残さずに卒業するのはもったいない」という焦りが芽生えた。
知人の紹介でSFTと出会ったとき、途中加入の不安よりも「ここで挑戦しなかったら絶対に後悔する」という直感が勝り、彼女は新たな居場所へと力強く足を踏み入れたのである。
「組織の課題から逃げず、一人ひとりと向き合う」という彼女のスタンスは、浜松学芸高校の吹奏楽部で部長を務めた経験に深く根付いている。
中高生が混在し、部員が自由に行動して意見がまとまらないという崩壊寸前の組織に対し、彼女は部員全員との個別対話を断行した。
さらに3人の顧問・副顧問にも何度も相談を重ね、大人をも巻き込みながら部をまとめ上げた。この「対話を通じた泥臭い組織解決力」が、現在のSFTでの立ち回りや人間関係の構築に強く共鳴している。

彼女の芯の強さが形成されたのは、幼少期から高校3年まで続けたピアノの経験にある。
負けず嫌いな性格でありながら、「誰かに勝ち負けをつけられるコンクールには出ない」という独自の価値観を貫いた。
その代わり、「発表会で1番になりたい(大トリを引きたい)」という自分だけの明確な目標を設定し、誰に言われるでもなく圧倒的な熱量で練習を重ねた。
他者との比較ではなく、「自分がどうありたいか」でモチベーションを管理する力が、現在の「後悔しない選択」という絶対的な行動軸の土台となっているのである。
現在の彼女が意思決定をする際、最も大切にしている軸は「それをやらなくて後悔するかどうか」である。
SFT加入後、外部の学生団体イベントへの参加、合宿の係、事務局チームなど、少しでも興味を持ったものには一切ブレーキをかけない。
失敗するリスクよりも、挑戦しなかったときの喪失感を何よりも恐れ、常に前のめりに機会を掴み取っている。
現在の彼女の課題であり挑戦は、「途中加入というイレギュラーな立場の中で、組織におけるベストな立ち回りを確立すること」である。
年齢は自分の方が上でも、SFTでの活動歴は2年生の後輩の方が長いという複雑な環境下で、どう関わり、どう組織に貢献すべきか。
時に悩み、壁にぶつかりながらも、その試行錯誤の過程すらも楽しみながら、自分にしかできない役割を模索し続けている。
SFTを引退するその日、彼女が一番言葉を交わしたいのは、共に活動を創り上げてきた同期の仲間たちである。
「留加が3年生から入ってくれて、本当に助かった。ありがとう」。
遅れてきた挑戦者である自分が、組織にとって欠かせない存在として認められ、仲間からその言葉を引き出すこと。
それこそが、彼女が「後悔しないため」に全力で駆け抜けた学生生活の、最高の見返りなのである。

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