MAGAZINE/戦う学生たち

『三方よし』で3000人の頂点へ。IVUSA学生代表が目指す、全員で涙する“ワンチーム”の集大成#SDR28-0242

2026.10.06

学生プロフィール

京都府出身。

幼少期は水泳に10年間打ち込み、小1でクロールしか泳げないにもかかわらず100mにエントリーして完泳するほどの度胸を見せた。

小学校の駅伝では朝6時からの練習で陸上部の8割を巻き込むも、自身はメンバー落ちという挫折を経験。

中高ではラグビーに熱中し、声出しとタックルで這い上がり中学時代には京都選抜に選ばれるが、最後の選抜で落選する悔しさを味わった。

高校はスポーツ推薦を蹴り、一般受験で京都の公立強豪・洛北高校へ進学し、中学時代の相棒と共にラグビーを続けた。

立命館大学経済学部に進学後、日本最大級の学生ボランティア団体「IVUSA」に入会。

現在は約3000人を束ねる学生代表として、「ワンチーム」をスローガンに組織運営と後輩育成に奔走している。



自分が幸せかどうかではなく、地域の人々も含めて『みんなにとって幸せか』。三方よしの精神で、誰もが輝けるワンチームを創り上げたい

【学生時代に成したいこと】

彼がいま成し遂げたいことは、約3000人を擁するIVUSAの学生代表として、「ワンチーム」というスローガンを体現し、組織に「人」と「高いモチベーション」を残すことである。

関東と関西を巻き込んだ山手線・大阪環状線一周清掃などの大規模な活動を通じて、単なるボランティアの枠を超え、社会課題に対して全員が同じ方向を向く熱狂的な組織を創り上げることに全力を注いでいる。


【その道を、自らの意志で選び取った理由】

彼が日本最大の学生ボランティア団体で代表という重責を担う道を選んだ背景には、「人生で挑戦できることは全部やり切りたい」という強い信念がある。

大学入学後、ラグビーへの未練と経済的な壁の間で葛藤したが、「本気で取り組めて、もう一度青春を取り戻せる場所」としてIVUSAへの加入を決断した。

入会直後は活動に参加できない時期もあったが、能登半島地震の救援活動を経験し、高い志を持つ仲間と出会ったことで、ボランティアの持つ力に完全に没頭していったのである。


【原体験における共鳴ポイント】

「仲間を巻き込み、熱狂を生み出す」という彼の圧倒的なリーダーシップは、小中高と泥臭く駆け抜けたスポーツ経験に深く根付いている。

小学生の駅伝では、友人と2人で始めた朝練に陸上部の8割を巻き込むムーブメントを起こした。

中高のラグビー部では、体格に関わらず誰もが輝けるスポーツの本質に魅了され、泥臭い根性で京都選抜にまで登り詰めた。

この「出会いを大切にし、全員でひとつの目標に向かって突っ走る力」が、現在の巨大組織の運営に強く共鳴している。


【覚悟が定まった瞬間】

彼の覚悟が定まった決定的な瞬間は、過去に幾度となく味わってきた「不甲斐ない結果」との直面である。

駅伝で自分だけがメンバーから漏れた経験や、中学ラグビーの最後の冬に選抜から落ちた悔しさ。

そして、大学受験で第一志望に届かなかった挫折。

常にどこかで拭いきれない悔しさを抱えていたからこそ、「このIVUSAという場所でだけは、後悔を残さず最後までやり遂げたい」と強く誓い、自ら学生代表の選挙に立候補して、選挙に勝ち抜きトップに立つ覚悟を決めたのである。

【意思決定の軸】

学生代表として意思決定をする際、彼が最も大切にしている軸は「三方よし」の精神である。

自分やIVUSAの学生が楽しい・幸せであることはもちろん重要だが、それ以上に「ボランティア先の地域の人々が本当に喜んでくれるか、求めていることなのか」を大前提として判断を下す。

自己満足に陥らず、関わるすべての人が幸せになれる道を探求し続ける姿勢が、彼のマネジメントの根幹にある。


【現在の挑戦】

現在の彼の課題であり挑戦は、「巨大組織における人事評価制度の構築と、燃え尽き症候群を防ぐ後輩育成」である。

今年度から新しくメンバーの個性が輝くプッシュ型の評価・推薦システムを導入しようとしているが、ボランティアという無報酬の世界での評価基準作りに苦戦している。

さらに、夏のプロジェクト終了後に離脱してしまうメンバーを繋ぎ止めるため、日々メンバーとの面談を繰り返すなど、泥臭く組織の地盤固めにもがき続けている。


【誰に、何を返したいか】

3月31日の任期満了を迎えた時、彼が一番言葉を交わしたいのは、共に組織を牽引し、走り抜けてくれた同期の仲間たちである。

労いの言葉をかけ合う以上に、仲間たちが言葉ではなく行動や流す涙で「本当にやり切った」と感じてくれること。

かつての悔しさをすべて清算し、全員で笑い、全員で泣いて終わる最高のフィナーレを迎えることこそが、彼がIVUSAに青春のすべてを捧げた最高の見返りなのである。

この学生に会いたい!応援したい!!

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