大阪府茨木市出身。
幼少期から水泳やキックベースなどのスポーツに親しみ、小学校の委員会活動では委員長を務めるなど早くからリーダーシップを発揮していた。
中学でテニスを始め、高校はテニス推薦で全国大会常連の京都の強豪校へ進学。厳しい指導と初心者の壁にぶつかりながらも、終電間際までの自主練を重ねて実力をつけ、泥臭さを培った。
スポーツを支える側を目指して猛勉強の末、京都女子大学家政学部食物栄養学科へ合格。
大学2年で一人暮らしを始め、週6〜7日のアルバイトで生活費を稼ぐ傍ら、まちづくり団体「ひと&コト」に加入。現在は総務部長および”めぐる~ぷ”のリーダーを務め、11月からは事務局長・学生代表に立候補している。


彼女がいま成し遂げたいことは、次期事務局長および学生代表として、一般社団法人ひと&コトを「メンバー全員が『入ってよかった』と心から思える、自分らしさを発揮できる居場所」にすることである。
「めぐる〜ぷ」などの農家連携を行う食文化デザイン事業をはじめ、文化ツーリズム事業、子どもはぐくみ事業など多様なプロジェクトを展開する中で、社会に出た際にこの活動が人生のターニングポイントだったとメンバーが胸を張れるような、挑戦と成長のプラットフォームを構築することに全力を注いでいる。

彼女がまちづくり団体の最前線に立ち、次期学生代表という重責を担う道を選んだ背景には、凄まじい行動力と「社会と繋がりたい」という強い渇望がある。
大学2年で一人暮らしを始め、週6〜7日の過酷なアルバイト生活を「日常」としてこなす中で、単なる労働や勉学だけでなく「もっと何かできるはずだ」と自身の可能性に気づき始めた。自らSNSでサークルを立ち上げた行動力が団体メンバーの目に留まり、入会ステップを即パスして即戦力として引き上げられたことが、彼女を組織の核へと押し上げたのである。
「どんなに厳しい環境でも、絶対に諦めずに実力を磨いていく」という彼女の強靭な精神力は、高校時代のテニス部での泥臭い経験に深く根付いている。
全国大会常連の強豪校へスポーツ推薦で入学したものの、周囲はスクール出身のエリートばかり。コートの芝を滑る練習からのスタートというどん底から、終電間際までの自主練と1時間のランニングを毎日続け、ついに本戦出場を勝ち取った。この「逆境を努力で覆す力」が、現在のプロジェクト推進と組織運営における圧倒的な当事者意識に強く共鳴している。

彼女の組織に対する覚悟が定まったのは、団体が急速に拡大し、メンバーとの意識の乖離に直面した時である。団体のバリューである「圧倒的当事者意識」を掲げても、自分事として動かないメンバーがいることに葛藤を抱えていた。
しかし、先輩から「人によって愛の持ち方は違う」と指摘され、ハッとさせられた。「自分のやり方を押し付けるのではなく、個々の価値観や愛着の持ち方に寄り添い、対話を通じて主体性を引き出す」。その気づきが、彼女を本当の意味でのリーダーへと脱皮させた瞬間である。
リーダーとして意思決定をする際、彼女が最も大切にしている軸は「できないからやらないのではなく、まずはやってみる」という挑戦の精神である。
企業からの協賛を得る渉外部の活動など、経験がなく無理だと思えるような業務であっても、逃げずに企画書を作り、自ら企業へ出向いて教えを乞う。その挑戦の過程自体を楽しみ、メンバーにもその姿勢を背中で見せることを何よりも重視している。

現在の彼女の課題であり挑戦は、「組織が20名、25名と拡大する中で、熱量の差を埋め、全員を巻き込んでいくこと」である。
学生という身分を「できない理由」にするのではなく「できる武器」として最大限に活用し、規格外野菜のアップサイクルによるポタージュ開発・販売をはじめとした、地域課題の解決に挑むプロジェクトを成功へと導く。多忙なスケジュールの中でキャパシティの限界と闘いながらも、メンバー一人ひとりの心に火をつけようともがき続けている。
学生生活の集大成を迎えた時、彼女が一番言葉を交わしたいのは、共に住んでいる場所も大学も異なる様々な境遇の壁を乗り越え、共に難しい組織運営やプロジェクト運営に取り組んできたメンバー全員である。
ただ「楽しかった」と言われるだけでなく「ひと&コトがあって良かった」とか「出会えてよかった」と心から感謝を引き出すこと。そして全員がひと&コトでの経験を糧に、自信を持ってそれぞれの未来へ卒業していくことこそが、彼女が青春のすべてをこの団体に捧げた最高の見返りなのである。

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